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「酸味を楽しむ定義」とは?嗜好品豆知識

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こんにちは 過ごしやすい天候でお仕事サボって どこかに遊びに行きたいなぁっと

思ってしまっている ひげマスターです。

安心してください ちゃんと やってますよ。

今回は スウィートな浅煎りのコーヒー豆のラインナップをご紹介いたします。

「パプアニューギニア」 シグリAA

赤道の丁度南の熱帯に位置するパプアニューギニア

第二次世界大戦の前にルター派の宣教師によりコーヒーが持ち込まれました

シグリは西部高地に地方ワギ・バレーに1950年代末に開発された大農園

海抜1600mの標高、清涼な気候、十分な降水、豊かな土壌

「一日で一年の気候を繰り返す」と言われている気象の変化など

コーヒーの生育には理想的な環境です。

シグリのおいしさは その様な気候風土に負っていることは言うまでもありません

しかしながら

それに加えて、完熟チェリーの手摘み、通常より1日多い4日間をかけた水洗発行工程

たっぷり10日間をかけた天日乾燥、完成豆の二度にわたる卓上手選別などにより

シグリのヒスイに似た蒼色と、高級な風味、品格が出来上がるのです。

「コク、アロマ、天日乾燥特有のまろやかな甘味」

高級品種固有の適度な酸味が絶妙なバランスでなりたっており

一口飲んでいただければ多くの説明を必要としません。

ハンドドリップ 550円 豆売り100g 600円

 

「コスタリカ」  エルバス・エル・レオンシオ農園

エル・レオンシオ農園は2012年COE2位を獲得しました。

斜面の反対側は、2013年COEを獲得したフィデル農園があり

ウエストバレーの注目度は年々増すばかりです。

そんな良質なコーヒー生産地として有名なウェストバレーの標高1500mにある

エルバス・マイクロミル。

バランテス一家はコーヒー栽培を始めて50年以上になります。

コスタリカのマイクロ・ミル革命のパイオニアで

2001年に自前のエルバス・マイクロミルを建て、以来、

自らで生産処理、乾燥を行い、優れたハニーコーヒーの作り手の一人です。

乾燥はほぼパティオとアフリカンベットを使用します。

品種はカトゥーラ、カトゥアイ、ビジャサルチを栽培しています。

今回カトゥアイをコスタリカの最新の生産処理技術「ブラックハニー」にて提供

ハンドドリップ550円 豆売り 100g 600円

 

「エチオピア」 イルガチェッフェG1 コンガ農協

シダモ・コーヒーエリアの南端から険しい道沿いに車を走らせますと、

イルガチェッフェ村(標高2,500m)までの約35㎞間にコーヒーが

栽培されているのが目に映るそうです。

黒土に恵まれ、川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェッフェ村のシンボルは

近在のアバヤ湖でエチオピアの人々が心から愛する湖の一つに数えられてます。

エチオピアはナチュラル製法が主流ですが、イルガチェッフェは伝統的な水洗処理、

天日乾燥により仕上げられています。その中でも選び選られた

トップグレードがイルガチェッフェG1です。

この地域で生産が始まったのが1950年代と、コーヒーの生産文化からすると

比較的に新しいのですが、紅茶にも似た特徴的な

フレーバーとワインにも感じられるフルボディのカップ評価から

このイルガチェッフェ地区のコーヒーがYIRGACHEFEの名で急速に取引されるようになりました。

現在ではアメリカや北欧のスペシャルティコーヒー市場で

人気を博している関係から、非常に手に入れ難いコーヒーにもなっています。

あえて生産エリアを広げることなく限られて生産エリアで栽培されています。

川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェッフェ地区の一杯のコーヒーから

「心までも澄み渡るような逸品」です。

ハンドドリップ 600円 豆売り 100g650円

 

焙煎度合い

パプアニューギニア シグリAA    浅煎り

コスタリカ エルバス・レオンシオ  浅煎り

エチオピア イルガチェッフェG1   浅煎り

中浅煎りから中深煎りのリストはこちら

「知ると楽しめる」カフェ・トランジットビーンズの4銘柄の豆知識

コーヒー本来の酸味と酸質

お店でお客さんとお話をしていますと良く耳にする言葉があります。

「浅煎り嫌い!」「酸味嫌い!!」はい 痛いほど良く聞きます。

私も「酸味嫌い!!」です。 ですが私の酸味とお客様の思うところの「酸味嫌い」の

意味合いが少々違います!!もしかするとかなり違いがある場合もございますね。

よく勘違いしてしまっている要因として

1)間違ったコーヒーの提供方法

抽出したコーヒーを保温状態で数時間KEEPして出されるコーヒー

(酸化が進んでしまった本来のコーヒーの酸味と違った胸やけの味になる)

2)焙煎後2週間以上経過した豆での抽出されたコーヒー

(風味の劣化した酸味により甘味やフルーティな個性が抜けてしまっている)

コーヒー本来の酸味 酸質とは?

甘さ、フルーティ、爽快さ、まろやかさ等 何かのフルーツを連想させてしまう風味

お店の銘柄で例をとると

「パプアニューギニア シグリ」 上品な風味にまろやかさ 甘味ある後味

「コスタリカ レオンシオ」 シロップを舐めたような質感 グレープフルーツの様なキレのある酸質

「エチオピア G1コンガ」  レモンを思わせる香りと味 まろやかな甘味

気まぐれ焙煎豆

「ガテマラ ラ・ソレイダー」 フレッシュなブドウのようなコクと甘味ある酸味

「タンザニア ナチュラル」  青りんごを連想させる フレシュな甘味と後味

などがある

これらの酸味 酸質を豆の個性として楽しむのか

好みのコーヒーの味があって 美味しく飲むとでは

「美味しいの定義が変わってくる」

コーヒーのフルーティな酸味がどうしても駄目っという方は

本質的に合わないので やはり 中煎りからより焙煎度合の深いコーヒーを

飲まれると良いと思います。コーヒーは嗜好品であり 個々の定義により

楽しく 美味しく 飲まれることが望ましい

エチオピア G1コンガ

 

 

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