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「石川県でスペシャルティコーヒーを楽しむならTransitBeans」

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こんにちは、ひげマスターです。

去年の8月以来のブログ更新です。

皆さんコロナに負けずお元気ですか?

私は、お蔭様で、みなさんのおかげで日々の営業で多忙を楽しませて頂いております。免疫力低下にならないように体調管理もしっかりとしてコーヒーを楽しんで頂いております。

さて、久しぶりのコーヒー豆の新しい銘柄の紹介です。

「ブラジルTOH2021 ファゼンタ・ラゴア Natural」

国:ブラジル 

エリア:スル・デ・ミナス/ミナスジェライシス州、アルフェナス

標高:1100m

品種:イエローブルボン     製法:ナチュラル

豊かな自然と生態系

ファゼンタ・ラゴアは、コーヒー産地として、スル・デ・ミナス地区とされるミナスジェライシス州アルフェナスの標高1100mに位置する農園です。

“Lagoa”の名前の通り湖と肥沃な土壌に恵まれた農園で、100年以上の歴史を有しています。150ヘクタールのコーヒー生産エリアは、区画ごとに丁寧に管理され、区画との間にはコリドー(緑の回廊)が設けられ、自然保護エリア通しが結ばれており、動植物の保護とコーヒー生産の共生を掲げています。特に自然保護エリアでは多くの鳥類が生息し、鳥類学者が訪れるほど希少な生態系を観察することができるようです。

そんなラゴア農園のコーヒーは、チョコレートを思わすような甘さやクリーミーなマウスフィールからエスプレッソで愛され、特にイタリアやドイツでは人気の高い農園で、コーヒーショップのコンテストにおいて高く評価され、確固たる地位を築いています。

イエローブルボンのチェリー
Yellow Bourbon

マルセロ・ヴィエイラ

責任者として農園を運用するのはパッセイオ農園の生産者であるアドルフォ・エンリケ・ヴィエイラ・フェレイラ氏。曾祖父の代にこの地にコーヒー農園を構え、4代目のコーヒー生産者です。ラゴア農園は、マルセロ・ヴィエイラ氏がオーナーの農園ですが、現在は生産者として第一線を退き、従兄弟でありスペシャルティコーヒーの知識と長年の経験をもつコーヒー生産者であるアドルフォ氏が農園の運営をになっています。

マルセロ・ヴィエイラ氏は、スペシャルティコーヒーの歴史の中で欠かすことのできない人物ではあります。彼は生産者は、そして農業エンジニアとしてラゴア農園の運営をしながらコーヒー生産者としてキャリアを重ねてきまいた。いち生産者としてだけではなく、1991年にBSCA(ブラジルスペシャルティコーヒー協会)を設立した12人のメンバーの1人であり、2003年まで初代会長を務め、ブラジルスペシャルティコーヒーを誕生させた人物でもあります。また、現在のCup of Excellenceの基礎となった1999年のブラジル グルメコーヒープロジェクトの推進。その後、Cup opExcellenceの創設に関わり、その運営を担うACE(Alliance for coffee Excellence)の設立、(2002年)ろACEの初代会長としてスペシャルティコーヒーの普及に尽力したスペシャルティコーヒーのレジェンドの1人です。

アドルフォ・ヴィエイラ

パッセイオ農園を営む従兄弟のアドルフォ氏は、1984年に歯科医から生産者へ転身しマルセロ氏と同じくコーヒー生産の道に進みます。1980年-90年代もかけてはICO崩壊や降霜、などコーヒーマーケティングを揺るがす要因が多発しており、価格の不安定さやという問題があらわとなり、その後、彼らのコーヒー生産の方向性を決定づけたと語ります。特に山間部に位置するラゴア農園やパッセイオ農園においては、従業員の雇用や資金繰りに困難な状況が続き、マーケットに依存するコーヒー生産を変えるべく高品質なコーヒー生産へシフトを模索します。専門の農学者を雇いながら品質向上に取り組み、1998年-99年のグルメコーヒープロジェクトの10農園に選出。アドルフォ氏のパッセイオは、コンペティションえ1位を獲得。高地産の多くの小規模な生産者に勇気を与えました。

その後もアドルフォ氏は、ブラジルのスペシャルティコーヒーの第一人者としてコーヒーの品質の向上、伝播に努め、2015/16年にはBSCA会長に選任。近年はより社会的・環境的な活動を通じてコーヒーの持続可能性を模索し、ラゴアに見られるような生態系・環境と調和。女性の社会進出や雇用などに力を入れ、コーヒー生産を繋いでいます。

コーヒーチェリーの選別
Sorting by Hand

生豆問屋さんのカップコメン

メイプルシロップやバニラを思わせる際立った心地よい甘さ、広がり豊かなマウスフィールが特徴的に感じます。フレーバーもストーンフルーツ、ミカン、グレープなど、華やかな印象を感じます。

欧州でエスプレッソ用途での使用が多いとのことで、風味や甘さ・マウスフィールの質感の豊かさの面において、焙煎の進めた際のベイクドや苦味を与えた際にもバランスが崩れない懐の深さを感じます。

TransitBeans 焙煎士カップコメント

今回は浅煎り197℃ほどで仕上げることに致しました。

アップルような酸味と爽やか

フレバーやアフターにベイクドチーズのような風味

嗜好品としてユニークな風味は面白いと感じますので

気温の上がってくる季節にピッタリするのではないかと思います

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