「見方を変えると…..」コーヒーは面白い
- 2017.11.17
- コーヒー紹介 トランジットビーンの日常
こんにちは、ひげマスターです。
11月半ばに入ってきましたね。天候の雨の日が多く気温も下がって、結構 寒さが腰にきます。
今年もあと、ひと月半となってきましたが、一年がうんと 早く進んでいく感覚は やはり
毎年 加速していっているなぁという感覚がありますね。みなさんはどうですか?
寒さが増すことに比例して、ホットコーヒーの風味が一段と身に染みて美味しく感じられます。
特に、深煎りや中煎りの、深みのあるマイルドコーヒーは、ほっこりしてしましますね。
「エチオピア アラカG1 ナチュラル&ウオッシュド」
夏ぐらいから、取り扱っているメタッド社のトップ・スペシャリティ―コーヒー
今までは、浅煎りで香りや風味や酸味を楽しんで頂いておりましたが、
寒さも増してきましたので、次は深煎り焙煎豆で楽しんで頂こうかと思っております。
浅煎り時の
ナチュラルはエレガントでワイニーな味わいが
ウオッシュドは、ラムネとグレープフルーツを口にいれたような酸質が
焙煎度合が深く入ることで、風味がどのくらい変わるのかという楽しみ方が生まれます。
深く、上品な香り、口当たりは、面白いと思います。
ここで細かくお話をするよりも、概念のない状態で
口にこれらのコーヒーエキスを含み、風味を堪能してもらえたらと思っております。
きっと、新しい風味の世界に気づくはずです。
「日本の誇れる缶コーヒー」
スーパーやコンビニエンスや自販機で普通に目にする缶コーヒー!!
今のご時世、スーパーでさえ、コーヒーメーカーで淹れたコーヒーが100円で楽しめるようになってきました。
やはり、挽きたて淹れたてに勝るものはないでしょう。缶コーヒーの売上も落ちてきているそうです。
某販売者のお話だと…
まぁ せっかく同じお代を支払うのなら、添加物がなく、時間も掛からず、お持ち帰りできるのであれば
鮮度の良いコーヒーを選ぶのは必然的になってきますよね。味と風味という観点からは納得いたします。
されど、社会経済を支えてきた大人の休息を長年 補佐してくれていた缶コーヒー!!
癒しや、休憩のコミニュケーションのツールとして大役だった筈です
肉体労働をしていた時期には大変お世話になりました。大半の大人たちは共感して頂けるのではないでしょうか
ひげマスターは、若き日に数ヶ国、旅行へいった経験がります。
オーストラリアに一時期住んでいましたが、日本ではちょっと探せばどこにでもあるドリンク等の自動販売機。
どこを探してもドリンクの自動販売機がどこにもないのです。やっと見つけたと思った場所が
ウールワースという大型のスーパーの入り口横です。わたしもよくお世話になったスーパーです。
すべてペットボトル入りのドリンクです。しかも、分厚い鎖でグルグル巻きつかせてあり
建物に繋がれいました。ふと気になり、通りすがりの老人夫婦にたずねてみると
自動販売機を外に置いていたら、自動販売機ごと盗まれてしまう。(笑)とのことでした。
まぁ 現に鎖で繋がれているのだから、事実なのだろう。
日本はやはり世界的に見て、かなり治安が良いのです。あれだけの数の自動販売機あるのに鎖で繋がれていないのに
盗まれないのであるから、世界的に見ても、あれだけの自動販売機が野外に設置してあるのは稀だとか…
それを知った私は、どことなく缶コーヒーが恋しく感じたのを覚えている。
自動販売機が野外に設置してあり、夏にはキンキンに冷えたアイス缶コーヒーが飲め
冬には、温かい缶コーヒーがいとも簡単に買えてしまうという この国はある意味 恐ろしく 進化と退化が一体化している。
文化とは、こうも違うのかと思ってしまう。日本にも喫茶文化があるのだが、社会の効率化や利便性や経費節約等で
日本の喫茶文化は一度衰退したのではないかと思う。そんな社会でも缶コーヒーはそこでもある意味輝いていたのではなかろうか
しかし、さすがにリーズナブルと品質と健康思考という大きな流れには、勝てないのかもしれない。
缶コーヒーとは、見方次第で 価値が大きく変わるのだなぁ 実に面白い
ひげマスターはお客さんに稀に、やっぱり缶コーヒーなんて飲まないんでしょ?っと尋ねられることがある、
「やっぱり」の言葉には、専門店だから添加物だらけの缶コーヒーは飲まないだろっという意味合いが大体
含まれている。しかし、考え方、捉え方であったりするのである。
大手メーカーが市場調査をして、ニーズに合った新商品を展開しているのであれば
私たちは、缶コーヒーを飲み比べると、市場のニーズの傾向が多少なりにも掴めるのかもしれない。
珈琲自家焙煎豆か抽出したエキスと缶コーヒーのコーヒーエキスは、別カテゴリーという考えだが
考えや、捉え方によっては、面白いものが見えたりする。
ズバリ!!ひげマスターは稀に飲んでいます!!しかし上記の観点ではなく
自販機を見つけてしまうと、つい小銭を入れて、ついボタンを押してします。
そして、何故か缶コーヒーを買ってしまいます。もはや、ちょっとした幼少期から身についた習慣ですね。笑
美味しい、美味しくないという観点ではなく。リラックスやルーティーンのような状態を脳が求めているのでしょう。
「喫茶」
上記の内容は、進化した利便性と効率化によって、あるべき価値を見失い、ある分野を非効率化へと進行させている。
ちょっと ウザったいお話になってきたので、止めておきます。
不便と非効率の中にも、考え方と捉え方で、もっと素晴らしい価値ある時間があると思います。
一応、珈琲自家焙煎店のひげマスターなので、珈琲でお話を少し
喫茶や珈琲自家焙煎には、古臭いですがロマンがあります。そして、交流場として沢山のロマンが交錯し
新しいロマンが生まれていきます。時間とお金と社交性が必要だと思いますが、そこに大きな価値があると思います。
非効率の中にこそ、本質が隠れていると思います。そういった本質をロマンの詰まった珈琲を嗜みながら
楽しむ場所が喫茶なのではないでしょうか まぁ 古臭い 人間臭いお話ですが
真実はそこにある!!信じるか!信じないか!は あなたの思考行動 次第!!(笑)
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