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「白山市コーヒーカフェインレス」

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こんにちは、ひげマスターです。

1,2月と雪将軍の到来で雪かきや通勤が大変でしたね。

冬型も終わり、春が少しづつ近づいてきていますね。

気温も上がってきて、気持ちのよい風が吹いています。

テラス席でのんびりコーヒーを飲みながらの読書は優雅な気分にさせてくれます。

「カフェインレスコーヒー」

TransitBeansでは、カフェインレスコーヒーの提供はしていないのですが、

お客さんのご依頼でカフェインレスコーヒー豆を新たに仕入れて焙煎プロファイリングを

作成しております。私の自家焙煎歴も約10年経つのですが、初の試みになります。

なぜ?10年も焙煎をしているのに1度もカフェインレスコーヒー豆の焙煎に着手していなかったのか?

という疑問を感じられている読者さんもいらっしゃると思います。

理由は、市販されているカフェインレスコーヒーや飲食店で飲むカフェインレスコーヒーは

コーヒーの個性がなく、カフェインレスという工程を経たという風味が強調されているからです。

単純に、焙煎する人間からすると、あまり面白みがないところから扱っておりませんでした。

さらに、コーヒー生豆からカフェインを抜く工程で薬品を使用することから

カフェインというところに焦点を当ててみるのと

薬品というところに焦点を当ててみるとでは、捉え方が大分変ってしまいます。

私は、どうしても後者に焦点がいってしまうので、あまり提供する気が進まなかったので

カフェインレスコーヒー生豆の焙煎を今まで着手しておりませんでした。

ですが、カフェインレスコーヒー生豆も時代とともに成長してきております。

個性も依然のものに比べると感じやすくなっておりますし

カフェインを抜くプロセスも薬品を使わず天然水を使った生豆も増えてきました。

これなら、安心して提供ができそうだなとカフェインレスコーヒー生豆の焙煎に取り組むことにいたしました。

「カフェイン除去する方法」

では、幾つか どのような方法でカフェインを除去しているのか説明したいと思います。

「有機溶媒」

・カフェイン除去の時によく使われているといわれているのが、化学薬品としてジクロロメタンという

有機溶媒の一種が用いられます。機器や金属の油分を洗浄するときに使用されるようです。

なお、普通には捨てることができないので、廃棄処分するときは監視されるような科学薬品だそうです。

環境汚染や人体への毒性が心配されるとのことです。

日本では、食品衛生法で科学薬品など使ってカフェインを除去することが

禁止されているということです。日本での生産では問題ないのでしょうが

海外では一般的なやり方で行われているとか

コーヒー生豆の生産は海外なので、海外で有機溶媒カフェインレスプロセスを経た生豆が

輸入規制で入ってきていないのであれば問題ないですが

どうなんでしょうね?安全面や薬品の残留はどうなんでしょうかね?不安が残りますね。

「ウォータープロセス」

こちらのカフェイン除去方法2つに分けることができます。

・間接的に有機溶剤を使ってカフェインを除去する方法

水を使った方法ですが、水だけではなく科学薬品も使います。

コーヒーの生豆を水に浸してカフェインやその他の水溶性成分を抽出します。そして

カフェインのみ科学薬品で抽出除去するのだそうです。この工程後にコーヒー生豆に

カフェイン以外の水溶性成分を戻すのだそうです。コーヒー生豆に直接科学薬品が触れていない為

安全性の高い方法と言われていますが、生豆には触れていないが、水溶性の成分が溶け込んでいるお水には

触れているのではないのかと?それを生豆に戻しているのでどうなんでしょうかね?

・水と活性炭フィルターを使って除去する方法

こちらの方法は化学物質は使わないという安心の方法です。

スイスウォータープロセス、スイスで生まれた方法なのだそうです。

飽和状態にした水を用意して、そこにコーヒー生豆を浸し

カフェインのみ溶け出させて活性炭フィルターでろ過するのだそうです。

「超臨界二酸化炭素」

イタリアで生まれた方法だそうです。

超臨界流体といわれている特殊な状態にした二酸化炭素でカフェイン除去すのだそうです。

コーヒー豆の香りや味などの風味特性が損なわれることなく

カフェイン以外の成分があまり失われることがないと言われている方法です。

「液体二酸化炭素」

最新のカフェインレス除去技術で、ドイツで生まれた方法だそうです。

超臨界二酸化炭素での除去方法よりもコーヒー豆にやさしい条件でカフェインを除去できるのだそうです。

コーヒー豆の味や香りなどの風味が損なわれることがないと言われ

カフェイン以外のよい成分、クロロゲン酸などの数値も元のコーヒーに近い

数値が出ているらしく、カフェインを抜いても元来の風味に近いと言われております。

「まとめ」

TransitBeansでは

スイスウォータープロセスやマウンテンウォータープロセスの工程を経た

コーヒー生豆を柔らかい風味へ焙煎してご提供できたらと思います。

夜にコーヒーを飲むと眠れないという方

コーヒー好きの妊婦さんは一度 試してみてください。

カフェインレス

 

 

 

 

 

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