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「コーヒーと香りと健康」

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こんにちは、ひげマスターです。

梅雨のシーズンに入りましたね。

ここ北陸では、年間通して曇りの天候が多い地方です。

梅雨に入ると太陽の日差しを浴びるのを忘れてしまうぐらい

曇り雨の日々が続きますね。

地方から仕事関係で、ここ北陸に住み始めたばかりの方は

鬱になりやすいのだそうですよ。私は北陸生まれの北陸育ちなので

あまり気にはなりませんが、太平洋側からの方は結構こたえるようです。

地域特性というのもあるかもしれませんが 苦笑

山の幸、海の幸と食材に関しては、とても魅力的な土地だと思います。

美味しいものを食べて飲んで気分転換して楽しみましょう。

「コーヒーの香りの効果」

コーヒーには、大きく分けて4つのカテゴリに分類される。

この3つを意識して楽しむことで、コーヒー専門店や家庭カフェの楽しみ方と

癒しと活力へと変換して活用して楽しめるのだ。

「フレグランス」

コーヒー豆の内部構造はハチの巣のように小さな空洞が無数にあり、その空洞にコーヒーの香りが貯蔵されています。焙煎後の時間経過とともに含有量は減っていきます。コーヒー豆をグラインダーやコーヒーミルで粉砕することで、香りが一気に拡散します。この香りを「フレグランス」と言います。そして一番香りを感じる瞬間でもあります。

グラインダーでコーヒー豆を粉砕している様子
フレグランスを楽しむ

「アロマ」

こちらの香りは、ハンドドリップやサイフォン、プレスコーヒー、エアロプレス等の抽出する時に、お湯が粉に接触した瞬間に出る香りが「アロマ」です。グラインダーやコーヒーミルで粉砕した際に70%のフレグランスとして放出され、残り30%の貴重な香りが、このアロマです。貴重ですよね。ですから挽きたてのコーヒーの風味が強く、すでに挽いてあるコーヒー粉で淹れたコーヒーの風味が弱くなるのです。

コーヒードリップをしている様子
コーヒーアロマを楽しむ

「フレーバー」

こちらの香りは、コーヒー抽出により、30%のアロマをコーヒーエキスに溶解した香りです。コーヒーカップから、コーヒーエキスを口へ注ぎ入れる時に、鼻で感じる香りと口内で感じる香りをフレーバーと言います。

「アフターフレーバー」

こちらの香りは、どちらかと言うと、私が勝手に作った表現です。なぜなら、このアフターフレーバーこそ、私が焙煎士として拘っている風味だからです。口に含んだコーヒーエキスの風味が口内から鼻を伝って抜ける時に感じる香りです。とても贅沢な風味を感じ取れると思います。そして、スペシャルティコーヒーを嗜みお店を後にしても、ふと、唇を舐めてみてください。アフターフレバーを今一度楽しむことができます。

「嗜好のフレバー」

あれ、4つ言いましたよ。って思った方。もう一つ嗜好のフレバーがあります。こちらの香りは、飲みほしたコーヒーカップの底の香りです。考え的には、台湾茶などの楽しみ方ですが、コーヒーにも使えます。カップに残った香りが、どのような風味なのかを楽しむところが、嗜好のフレーバーですよ。

「4つのカテゴリの香りの効果」

コーヒーの香りの種類によって、人が香りを嗅ぐことでα波という脳波が出るのだそうですよ。このα波が出れば出るほど、とてもリラックスしている状態なのだそうです。喫茶やカフェが癒し系となる由縁は、ここからなのかもしれませんね。

「焙煎度合による脳への効果」

コーヒー豆焙煎士とは、コーヒー焙煎機を使って、コーヒー生豆を煎るという工程で、コーヒー生豆に火力や排気などを調整し生豆の含む成分を熱分解し、再構築していくことで、豆のキャラクターと風味バランスを表現する仕事です。そして、みなさんも目にする煎りの度合いがあります。解かり易く説明すると、長く煎ると深煎り、短く煎ると浅煎りです。実際はそんな単純ではありませんが…..焙煎の進行段階で、煎っている豆から脂質が染み出し、その染み出した脂質が香りのもとになります。タンパク質やショ糖は甘い香り、クロロゲン酸やトリゴネリンはキャラメルのような香ばしい香りがでてきます。その焙煎度合いによって生成される香味成分には様々な効用があうようです。補足としてスペシャリティコーヒーの様な個性のある豆の場合は、上記のような甘さや香ばしさと更にはフルーティな香りも入ってきます。

浅煎りコーヒー豆
浅煎り焙煎豆

深煎り

焙煎度合いの深い豆が持つ香味成分には、右脳後部からα波より出ることから、中煎り、浅煎りよりも「リラックス効果」あるそうです。

中煎り

α波とは別にP300という脳波がある。どうも中煎り豆の香味成分には、P300の脳波を出す効果があるそうだ。では、P300は、脳の働きを活性化する効果があるそうだ。「脳の回転を上げたり、集中力を上げたり」できるのだそうですよ。

浅煎り

深煎りは「リラックス」、中煎りは「脳の働きを活性化」という香りの使い方ができるが、浅煎りに関しては、化学的なトッピクスに挙げられていないので、焙煎士の観点から話して行こうと思う。深煎りや中煎りは、香味成分数が多く風味を相殺し、コーヒー豆が持つキャラクターを感知し辛いことが多い、どちらかというと、焙煎の進行による風味が解かり易い香味だと思います。しかし、浅煎りの場合ある程度の香味成分数しか生成されていないので、コーヒー豆が持つキャラクターの香りを率直に感知できるメリットがあります。キャラクターの香味とは、ラベンダー、ベリー、カカオ、蜜柑、檸檬、シナモン、バニラ、檜などの香りを放つコーヒー豆があります。このような香りは、アロマテラピーで用いられるエッセンシャルオイルのような使い方ができます。ラベンダーの香りは「癒し」、檸檬には「脳の活性化」と言った効果があります。人には、それぞれ体験してきた記憶を香りで思い出すことがあります。その思い出や香りは、人それぞれが持っていますよね。私も持っています。そして、その思い出は大体、良い経験をした記憶です。想いだすと、何となくですが、心癒されたり、明日を生きる活力になるものです。

「コーヒーの香りはストレスの処方箋」

退化してしまった嗅覚、鼻から入った香りの情報から、喜怒哀楽や快・不快を統括する大脳辺緑系に直接届くそうですよ。五感の中でも嗅覚は、嗅覚と感情を強く結びつけているそうですよ。現代人は視覚、聴覚の情報に頼り酷使してしまっているせいで、ストレスを回避できる嗅覚を退化させてしまっている。

ストレスは、自分が認識しているよりも身体ともに蓄積しているものである。

そして、突然、うつ病や自律神経失調症になってしまいす。一度なってしまってから完治するには、時間の使い方と環境、そして考え方を変えなければなりません。とても大変です。

ストレスとは、切っても切れない現代です。上手く付き合う必要があります。しっかりと休憩を取り体を休め、癒しを取り心を休め、活性化した脳で力強く歩む

人は楽しく何かに夢中になってときには、ストレスを感じず、発散もできているのだそうですよ。

私はコーヒー焙煎士であり、コーヒーを扱うプロフィッショナルです。お分かりですよね。ストレスと仲良く付き合う為の方法としてコーヒーを楽しむという選択は、とても有効だということです。

「まとめ」

コーヒーを自ら、夢中になってハンドドリップでコーヒーを淹れながら、自らが淹れたコーヒーのフレグランス、アロマ、フレーバー、アフターフレバーを楽しみながら、リラックス、脳の活性化をし、スペシャルティコーヒーの風味をエッセンシャルオイルのように使い分けして嗅覚を活用することで、ストレスを緩和し次へと、力強く歩むことができるのです。

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